10代最後の私を撮って

いやぁ、いくら僕がアイドルだからって流石に学校にまでカメラマンが押しかけて写真撮られるのは恥ずかしいよ〜デヘデヘ。写真集買ってね〜ん。
なんて調子に乗ることなんてできなかった。今日は母校の中学高校のパンフレットに載せるための写真を撮られた。昼休み、中庭で人ごみの中パシャパシャと。周りの視線がイタイ。これほどの恥辱プレイは今までされたことがない。こんな学校で自慢できてしまう母校が情けない。お礼に3千円のクオカードをくれるというAMラジオリスナー並みの扱いに感謝。


そして写真を撮られる側になったことで分かったことは、表情を作ることの難しさ。Berryz工房のみんなを改めて尊敬する。俺は一枚の写真を載せるために3分で20回くらいシャッターを切らせてしまった。微妙な笑顔のつくりや、歯の見せ具合、目の開き具合、姿勢だのを細かく調整しながらやっとのことだった。それに比べ彼女らはすごい。映像で見る限り、一秒に一枚ぐらいのペースで撮ってないかい?しかも毎回表情やポーズを変えて。あれはイキナリやれって言われても出来るもんじゃないよ。桃子なんて「はやいっ!はやいっ!」と悶えながらもしっかりとポーズを取っているところにプロ意識を感じる。俺なんか練習してもこんな素早い対応は出来ないだろう。俺がトロいだけなのかもしれないが、とことん彼女らに才能を感じられずにはいられない。