武士と書いてもののふ大集合

第29回日本古武道演武大会、ミラッキさんと一緒に。ミラッキさんに会える。もうこれだけでお腹いっぱいなわけで、緊張しぃな自分は全く眠れず、気付いたら仮面ライダーカブトが始まっててプリキュアまで観てしまう。そしてそのまま直行。やっぱりテンパる。ストラップの量にビックリ。テンパる。



そんなこんなで今回の演武大会。いやぁ、かなり勉強になりました。全部は書ききれないですが、個人的にかなり見所がありました。日本の伝統芸能を観るような感覚で観るのもいいんですが、キレイな技を観て感動するってのもたくさんある楽しみ方の中の一つだと思います。ほんと色々ありますよ。名前が面白かったりとか。


見所といえば、例えばヴィジュアル的に迫力があるのは砲術、流鏑馬、手裏剣、鎖鎌、そして巻藁斬りなんていうのもあり、滅多に見れるもんじゃないので必見です。ウルレアカードです。あと、グラップラー刃牙ファンだったら「渋川流柔術」や「琉球王家秘伝本部御殿手」に反応してしまうことでしょう。これまたキラカードです。期待してるものとはちょっと違いますが。御殿手に関しては、武器ばかりの演武でしたが、最後にちょろっと素手の体術が出ました。やはり秘伝だからあんまり見せないのかなぁ。でも本でしか見たことが無かったのでかなり貴重でした。


そして、やはり実物を見るってのは素晴らしいと実感したことは、横一文字の巻藁斬りでのこと。本では袈裟斬りよりも難しいと言われていた横一文字。言われただけじゃあ全然イメージできなかったけど、実際に見たら確かにそうだった。袈裟斬りは全てパーフェクトに斬れていたけど、横一文字に関してはただ刀が当たって倒れただけ。有段者でも上手く斬れていないのだった。なるほど、これは難しいわ。実感。


そして個人的に興味津々だったのが「根岸流手裏剣術」。前回観た時はあんまり刺さらなくて大丈夫かな?とか思ったけど、今回はすごかった。さすが宗家。あんな綺麗な直打法を見たのは初めてかも。ほんと、本に載ってる写真のような弧を描いて畳にぶッ刺さる!しかも刺さるときに音がしない!それが百発百中!これは勝てないわ、と思った。


他にも「竹内流柔術」で倒した時の腕の固め方がすごく気になったんでもっと近くで見たい!だとか「佐分利流槍術」での槍で切るという発想は如何に?だとか「大東流合気柔術」での4対1のかかり稽古を観たかったなぁだとか琉球は基本的に激しいなぁ!とか木刀で木刀を叩き折っちゃったよ!等、書ききれないことが沢山ありました。



えぇ、とにかく凄かった。中途半端なモグリなりにそう思いました。