家族を失った。友人も失った。家も失った。残ったものは・・・

童貞だけだった。



久しぶりに映画館で映画を観た。「イノセント・ボイス‐12歳の戦場」という超レア映画。この映画がどのくらいレアかというと、今現在これを上映している劇場は日本でただ一ヶ所。東京の下高井戸シネマだけ。この映画が観れるのは下高井戸シネマだけ! しかも上映期間が一週間かつモーニングショーのみ。これを逃すと次は宮崎まで行かないと観れない。これは是非とも観るっきゃないね。そしてこの映画はそんじょそこらの映画とは違う。と映画通ぶってみる。そんじょそこらの金の匂いがする映画とは違う。と知ったかぶってみる。見所は、実話をもとにしているだけあってとても生々しいストーリー。戦争中の兵士ではなく、一般人の目線で描かれているから戦争の恐怖というものが半端なく感じられる。家のすぐ外で銃撃戦が始まって窓が割れるわ、弾が家の中に飛んでくるわ、流れ弾に当たって一般人がぶっ倒れるわ、アメリカ映画みたいにマシンガン一丁で何十人もの敵を倒しちゃうなんていう甘っちょろいヒーローは登場しない。あくまでリアル。12歳かそこらの子供が無理やり徴兵されるわ、逆らうとぶっ殺されるわ、川岸にゴロゴロ子供の死体が転がってるわ、戦争の悲惨さが伝わってくる。というか伝わりすぎ。ウザイほどに。もう一つの見所。それは主人公チャバ役のカルロス・パディジャ君(12)が超イケメンだってこと!!笑顔がたまらん!!惚れるぜ!!オーディション3000倍はダテじゃない!!キッズオーディションに受かって、さらにBerryz工房に選出される倍率と同じくらいだろうか。だからカルロス君はBerryz工房が可愛いのと同じくらいカッコイイのだ!!そういう論理。



人に薦められて観た映画はこれが初めてかも。こういう映画は大歓迎。自分はあんまり映画を観ない人間だけど、どうせ観るんだったら世間に反発してコモンな映画よりレアな映画を観ていこうと思った。有頂天になってるホテルとかよりも。これ観るんだったら「ホテル・ルワンダ」を観よう。7月1日から調布でやるっぽいからこれも初日に観に行こうかな。